今回はペットショップで売られているミックス犬について語ります！
「ミックス犬」とは？
ここでの「ミックス犬」とは、野犬などの雑種ではなく、両親犬が主に純血種で、
飼われている犬同士を交配し作り出した犬を指します。
マルプー（マルチーズ×トイプードル）、チワックス（チワワ×Mダックス）、
柴×チワワなどなどはここでいう「ミックス犬」に該当します。
ペット保険の調査による犬種ランキングでも混血犬は上位を占めており、
全てがミックス犬とは限らず、
野犬の保護犬などの雑種も含まれているかとは思いますが、
おそらくミックス犬の割合が大きいのではないかと予想します。
なぜ！ミックス犬が人気なのか。
ミックス犬はとにかく子犬の時にかわいいことが多いです。
一目惚れしてしまうことが多いのではないでしょうか？
そして、好きな犬種2種類のミックスだったりすると、より！
より良い気がして、運命を感じますよね。それはいいんです。
運命には逆らえません。
私も狆×チワワのミックスのコで写真で一目惚れし、実際に見に行ったら
もうかわいさは変わっていて、どんどん安くなっていったのを
見てしまいました・・・・・。
そう、可愛ければ高くても売れるんです。
ミックス犬の売りどきは本当に短いんですよね。
ミックス犬は、0円にするべき
私は、ミックス犬は、0円にするべきだと考えます。
ミックス犬を意図的に作るメリットを減らすためです。
もちろんウルフドッグも該当します。
最近問題視されているのが、大きさが違いすぎる犬種同士の交配です。
例えばアラスカンマラミュート×ポメラニアンといった、超大型犬と超小型犬の交配です。
交配とは言っても直接交尾させるのではなく、人工授精となりますので、正確には精液を注入します。
どう成長するかわかりませんが、小さいアラスカンマラミュートのイメージを持たせるためかなと思います。
これ、いりません。
説明するまでもないですが、ポメラニアンの割り箸のような骨量に、
大型犬の身体がついた場合、足腰に負担がかかります。
骨折しやすい大型犬飼いたいですか？アラスカンマラミュートは無理だから小さいアラスカンマラミュートを欲しいという人は飼うべきではないです。
アラスカンマラミュートを、ポメラニアンを、なんだと思ってますか？という怒りさえ込み上げてきます。
つくる人を想像してみてください。
純血種は何年もかけて人が作り出した種です。
最初は色々な犬種をミックスさせ作ってきましたが、今の風潮は、売れるから混ぜるという風潮で、
何の向上もなく、ただ商品としてのお金儲けの風潮になっていると思います。
お金よりも犬のことを考えるブリーダーさんはミックス犬は作りません。
意図的ではなく、かかってしまったというケースはあるかとは思いますが、
意図的に作って、売るという「犬屋」は、基本ペットショップに卸していると思います。
ここでいう「犬屋」とは、犬のことよりもお金儲けを主とする者。
売れるから作るはビジネスとしては当然の流れですが、あまりにも利益を優先し過ぎていると思います。
また、血統書がないため、本当にその犬種のミックスなのかもわからない上に、誕生日も偽装することが簡単にできます。
動物愛護法で定められている生涯の出産回数も、年齢も証明するものがなければ変えることができますよね。
ちなみにDNA鑑定で犬種を特定することが可能ですが、おすすめなのはEmbarkです。
終わりに
私はミックス犬の有償譲渡を禁止して欲しいと切に願います。そしたら犬屋も作らないでしょう。
中には何か目標があってミックスを作っている方もいらっしゃるかもしれません。
そのかたはいつか目標を達成した時に畜犬連盟などに認めてもらえば良いでしょう。
また、故意ではなく意図的にかかってしまった場合、当然無償での譲渡で良いのではないでしょうか？
なぜミックス犬を売り出したかは、純血種が売れなくなったからでしょう。
つまり、ミックス犬がお金で売れなくなれば、もう種オスメスがいなくなるでしょうから、
淘汰されるのではないかという淡い期待です！金儲けの犬屋は滅びろ！
犬屋の不祥事で、まともに純血種を守っているブリーダーさんまでも叩かれるような知識のない世の中に悲しくなります。
ブリーダーと一括りにせず、見極められるようになりましょう！