私も子犬が欲しい!子犬大好き!特に兄弟で一緒にいたらもう全部欲しい!
そんなわけで、子犬について今日は記事にしようと思います。
ペットショップにも子犬しかいないですよね・・・それはなぜでしょう?
それは、子犬の需要が多いからです。
確かに子犬はかわいい。
犬が嫌いな人でも子犬はかわいいと思うでしょう。
中にはこのまま大きくならなければいいのにね。などと思う人も少なくはありません。
気持ちはわかります。
けど、
結論:子犬はモンスターだと理解してお迎えして!
ペットショップが子犬を売る理由
ペットショップに売られている子犬は生後2ヶ月ごろの、
1番かわいい盛りに販売されます。
どんな犬種でも生後2ヶ月半ぐらいまでは、コロコロで1番かわいいです。
生後1ヶ月ぐらいだとまだ未完成で、2ヶ月ぐらいからがまさに
かわいさの絶頂期だと思います。
そこまで犬が欲しいと思ってなかったのに、あまりのかわいさに
お迎えしてしまいました!というのが子犬ゆえの購買意欲なのです。
生後3ヶ月を過ぎてくると少しずつ大人になるので、パーツパーツが
大人になっていくため、かわいいと思う人とかわいくないと思う人に
分かれています。万人ウケする、生後3ヶ月未満ぐらいが、1番値段も高いですよ。
ペットショップが子犬を売る理由、おわかりいただけましたか?
売れるからです。
子犬はモンスター
犬に限らず、赤ちゃんはみんなモンスターです。
いや、恐竜とも言えるかもしれない。
めちゃくちゃです。よく食べます。夜泣きします。噛みます。
いたずらします。しつこい。お散歩できない。弱い。
それだけ聞くと本当にただただ大変、むしろ迷惑!
そんな犬誰が欲しがるの?と言うぐらい、ひどいものです。
そこを切り離して、かわいいだけでお迎えすると
こんなはずじゃなかった!と後悔します。
2ヶ月ぐらいの子犬だとまだまだ兄弟と遊ぶべき時期でもあるので、
兄弟の役割を飼い主さんがするのもかなり大変です。
ワクチンがまだ済んでいなければお散歩にも行けなかったりするので、
発散させるために色々工夫しましょう。
なぜ子犬を飼うの?
どんなにモンスターでもかわいいだけで許されているからです。
寝ている姿は天使、触り心地はふわふわ、抱っこができる、
とてつもなくかわいい。かわいすぎて、迷惑だと思ってないし、
そんなネガティブなことはどうでもいいのです。
子犬を飼うことを否定しません。私も子犬がいい!
けど子犬を飼うにはモンスターがうちに来るという覚悟が必要です。
母犬、兄弟犬から離すタイミング
ペットショップだと、いつ母犬から離したかがわからないことがありますが、
ブリーダーさんだと、いつ離すつもりかなどわかります。
法律では、54日以降と決まっていますが、60日では早いのではと思っています。
一概には言えないですし、何かエビデンスがあるわけではありませんが、
まだ子犬の内面が未熟な時に親兄弟から離されてしまうことで、
自信のない犬が出来上がる原因になるのではないかと感じているからです。
親元にいれば親が子犬を指導してくれるので、
それに勝るしつけはないのではないかと思います。
健康上の問題としても、免疫の安定しない生後2ヶ月の時期に
ペットショップに移動し、不特定多数の子犬や子猫のいる場所に行くことも、
感染症の心配があると考えます。
もしブリーダーさんに相談できるようであれば、生後3ヶ月までは
ブリーダーさんに通ってかわいい盛りを一緒に愛でさせてもらって、
生後3ヶ月以降お迎えが理想的だと思います。
ブリーダーさんでの暮らし方なども見えると思いますので、
一石二鳥どころじゃなく、たくさんメリットがあります。
犬の年齢を人間に換算すると
犬種によっての個体差はあるとは思いますが、
犬の生後2ヶ月=人間でいう3歳
犬の生後3ヶ月=人間でいう5歳
人間の3歳の心理的発達
人間の3歳は幼稚園に入園する年少さん。
自我がより強くなる時期で、「なんでも自分でできる!」という意識が育ちます。
人との関わり方が変わる時期と言えますが、自分の思いが中心なので、
行動は注意して見守ることが必要です。
人間の5歳の心理的発達
人間の5歳は年長さんです。心がさらに成長する時期です。
お友達との関わりの中から、複雑な気持ちの変化も経験し
「協調性」、「応用力」、「適応力」を身につけていきます。
自分をコントロールしながら、社会的ルールを守ることができます。
この違い、とっても大きく感じませんか?
心の健康にも、親元にいることはとても重要だと私は考えます。
犬と人は比べても仕方がありませんが、想像してみてください。
生後2ヶ月の子犬
生後2ヶ月の自分主体の子犬が、集団行動から離されペットとして人と暮らすと、
人との暮らしの中で、自分主体のまま許されていれば、
そんなもんだと勘違いします。逆に自分主体を否定されてばかりいると、
自信のない犬になりそうです。
生後3ヶ月の子犬
生後3ヶ月では、心がさらに成長し、社会的ルールに目を向けることができるので、
集団行動から離されても、人との暮らしの新たなルールを素直に
受け入れることができるのではないでしょうか?
子犬のうちからの方が、自分の好きなようにできるので懐くし楽と
思う人もいるかもしれませんが、犬の心の健康を考えると、
私は親元で伸び伸び犬らしく育つ方が良いと考えます。
そして仮に大人になってからでも十分懐くし、むしろモンスターではないので楽です!
おわりに
子犬の需要が多いので、ブリーダーさんも2ヶ月ぐらいで譲渡することも多く、
生後3ヶ月で譲渡するブリーダーさんは少ないのではないでしょうか?
大型犬より小型犬の方が早く成長するので、同じ子犬でも個体によっては
生後2ヶ月でも心が成長していることもあるので一概には言えませんが、
かわいさでお迎えするよりも、この先の犬の心の安定を優先する方が
ずっと飼いやすいコに出会えると思いますよ!
そもそも親の性格が神経質だと生後3ヶ月までいたところで、
成長後どうなるかは変わらない気はしますが・・・親の性質ももちろん重要です!
親元を離れる時期はお迎えしたい人が決められることでもないですが、
そんなこともあるよと参考になれば幸いです。
そして、本当の犬のかわいさ、犬の良さは、一緒に暮らしていくうちに
毎日更新されますので老犬になると最愛のワンコになりますよ。
最後までお読みくださりありがとうございました!