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去勢避妊するしない?

ペットを飼うと必ず検討することになる「去勢」や「避妊」。

飼い主さんが決めることですが、考えていきましょう!

ちょうど悩んでいたの!!!
読者さん

結論:去勢避妊した方が飼いやすい!

去勢とは

精巣を摘出すること。オスのペットに使われます。
精巣を摘出することで生殖機能が失われ、成長ホルモンや消費エネルギーが低下すると
言われています。

避妊とは

卵巣と子宮を摘出すること。
稀に卵巣のみ摘出する避妊手術もあります。発情期が来なくなり、妊娠する事がなくなります。
去勢同様、成長ホルモンや消費エネルギーが低下すると言われています。

去勢避妊を総称して、「不妊手術」と呼ぶこともあります。

去勢避妊を検討するペット

主に、犬、猫、うさぎです。

犬、猫、うさぎは、赤ちゃんからお迎えすると、去勢避妊をどうするか?と悩むペットです。

去勢避妊済みで販売されるペット

フェレットは臭いの問題などで去勢避妊&臭腺除去済の個体が売られています。

去勢避妊に耐えれらないペット

その他、モルモットやハムスター、小鳥などの小動物はそもそも手術のリスクが高く、
去勢避妊ができないペットです。病気になってから対応するという事が多いようです。

犬、猫、うさぎの去勢避妊のメリット

オスの場合

去勢をする事で、精巣や前立腺など生殖器系の病気の予防になります。

性格が穏やかになる事があります。
マーキングが減ったというケースや、おしっこのにおいが臭くなくなるということもあります。

犬の場合、ドッグランで、他の犬から喧嘩を売られることが少なくなります。

メスの場合

避妊をすることで、卵巣や子宮の生殖器系、乳腺系の病気の予防になります。
妊娠する事がないので、望まない妊娠を防ぐ事ができます。
発情期が来なくなるため、犬の場合ヒートによる出血がなくなり、
猫の場合発情の夜泣きがなくなり、うさぎの場合発情期による攻撃性がなくなります。

ぴーち
オスでもメスでも飼いやすくなりますよ!

去勢避妊のデメリット

麻酔のリスク

犬、猫、うさぎ共通で、麻酔事故のリスクがあります。
麻酔に弱い種類があったり、そもそも体が小さめの個体の場合、麻酔で亡くなってしまうことが稀にあります。
特にうさぎさんは対応できる病院も少なく、麻酔のリスクがより多いので、病院選びを慎重に、
覚悟を決めて手術を決断しましょう。

申し訳なさ

生殖機能を取ってしまうことの申し訳なさがある場合は、
一旦しないで様子を見るのも良いと思います。
特に悩みがなければ、去勢避妊せずに暮らす選択も良いと思います。

食事管理

去勢避妊手術を行うと、消費エネルギーが25%ほど下がると言われています。
ごはんの量を25%減らすなどし、調整しなければ、すぐに太ってしまいます。
毛質が変わる事があったり、変化が見られる事があります。

去勢避妊手術のタイミング

犬猫うさぎどれも、初めての発情期の頃、生後6~7ヶ月での手術を勧められる事が多いです。
メスの場合、初めての発情期前に避妊手術をすることで、乳腺腫瘍が90%予防できると言われています。

犬の場合

小型犬の方が早く、大型犬の方がゆっくり成長します。
去勢避妊をすると、成長ホルモンが低下しますので、成長が止まります。

成犬になるまで、小型犬は1年前後、大型犬は2~3年と言われています。
小型犬は1年前後で去勢避妊をして問題ないですが、大型犬の場合、
体がしっかり出来上がった2~3歳の去勢避妊が望ましいと言われています。

猫の場合

マーキングスプレー行為や、発情による夜泣きが始まる前に、子供を取る予定がなければ生後6~7ヶ月に手術をしましょう。

うさぎの場合

メスのうさぎさんに関しては早めに検討しないと、5歳ごろには80%が子宮系の病気に
なりやすいと言われています。稀に寿命が5年と言われるのはこのせいだと思います。
が、10歳を超えて元気なうさぎさんもたくさんいます!

去勢避妊の費用

オスは早いと日帰り、メスは1泊する事が多いため、メスの方が高い傾向にあります。

オス 1.5万円〜5万円

メス 3万円〜10万円

くらいの目安です。それぞれの病院で費用は教えてもらえますので、問い合わせてみてくださいね!

手術の中に事前の血液検査などが含まれているのかなど、総額でどのぐらいかかるかなど
細かく聞いてみてくださいね。

うちのコに近いコで過去に失敗した事例があるかなど、麻酔のリスクも心配だと思うので、
特に小さめのコや、皮下脂肪の少ないコの場合は確認しておいて少しでも納得できるところに
決めると良いと思います。

最近は傷口を小さくできる病院だったり、色々な方法で去勢避妊を行なっている病院など
たくさんあります。インターネットで情報を集めて、経験者に話を聞くなど、
できることはたくさんあります!

おわりに

いかがでしたか?

麻酔のリスクは当然ありますが、避妊去勢をした方が、人との生活に馴染みやすくなります。
犬猫の去勢避妊率は70%以上ととても高く、うさぎさんは50%ほどと言われています。

病気の予防というメリットが一番ですが、他の病気になる可能性はありますが、
それでも私は去勢避妊はする派です。

と言いつつ、うちにいるコは、完全に去勢時期を逃してしまい、未去勢のまま6歳になってしまいました。
ドッグランで揉めてしまうため、貸切のところにしか行かないので、
この先もきっとしないと思います。病気になった時は相応の対応をするつもりでいます。

参考になれば幸いです!最後までお読みくださりありがとうございました!

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