犬といえば、お散歩をしたり、一緒にお出かけするアウトドアなイメージ。
今回は「犬」という意味で楽しめて、飼いやすい犬種=いわゆるおりこうさんを教えます!
大前提として、すべての犬がそうではありません。
両親の性格、お迎え方法、しつけ方法、飼育環境などにより異なりますのでご了承ください。
結論:キャバリアキングチャールズスパニエル
まさに!小型のゴールデンレトリバー!
神経質なイメージがなく、穏やかで性格の良いコが多く、キャンキャンうるさいイメージもなく、それでいて一緒に楽しめますよ。
しつけや管理も楽です。
年齢層を問わず、かわいがられる素質を持った犬種だと思います。
元々穏やかで性格が良いってとても飼いやすくないですか?
色々な場所に連れて行ってもいつもニコニコで楽しんでくれますよ♪
キャバリアキングチャールズスパニエルとは?
原産国:イギリス
サイズ:小型犬
グループ:愛玩犬(第9グループ)
体高:31cm〜33cm
※体高とは地面から背中までの高さです。
体重:5kg〜8kg
毛色:ブラックタン(黒い体に一部茶色)、ブレンハイム(白茶)、ルビー(茶色)、トライカラー(白黒茶の三色)
歴史:もともとスパニエル犬種として、猟犬で活躍していた犬をとパグや狆などのアジアの鼻ぺちゃ犬の愛玩犬を交配し、キングチャールズスパニエルという鼻の短いスパニエルが作り出されました。
貴族などに愛されてきましたが、欠点を補い、元々のスパニエル種に近づけるために、少し鼻を伸ばし、キャバリアキングチャールズスパニエルが作られました。(諸説あり)
最大のデメリット
かなりバランスの取れた犬種、キャバリアキングチャールズスパニエルですが、最大のデメリットが一つあります。
遺伝性疾患で心臓疾患を持っていることが多く、早いと2歳ぐらいまでにすでに心雑音があることがあります。
軽度の心疾患であれば、うまく付き合っていくことができますし、15歳になれるキャバリアもいますので、一つの情報として知っておいてください。
他にも心臓疾患になりやすい犬種もたくさんいます。シーズー、マルチーズ、チワワ、ポメラニアンなどです。
犬種に関係なく、10歳を超えてくると心臓疾患が出てくるコが多いので、少しずつ負荷がかかってしまうのでしょうね。
もしかしたら10歳まで生きられないかもしれないとしても1日1日を大切に、噛み締めながら10年過ごせば、充実した10年になると思います!
10年しかと思うか、10年もと思うか。
ほとんどメリット
ほとんどメリットしかないキャバリアキングチャールズスパニエル
10kg未満なので、電車にも乗れて、ペットホテルなども小型犬料金です。
超小型犬と違って手足もしっかりしているのも安心です。
お子さんのいるご家庭でのファーストドッグに、小さい犬がいいけど小さすぎても心配なご家庭に、犬を連れて幅広い色々な経験をしたい方などなど、かなり万人が満足できる犬種だと思います。ただし、医療費はかかると思ったほうがいいので、ペット保険の検討もオススメします。
意外と保護犬のキャバリアも多く、なぜかはもちろんわかりませんが。
こんな人には向きません
スポーツドッグなど本気でやりたい
→本気だと体力、スピード、性格が物足りなく感じます。楽しむ範囲には十分です。
医療費だけはかけたくない
→メダカを飼いましょう。
犬には自立してほしい、一人の時間が欲しい
→柴犬など、距離感の必要な犬種が向いているかもですね。
毛が抜け落ちるのが嫌
→毛のない犬か、プードルを。
キャバリアをお迎えしたら?
もしキャバリアをお迎えしたら、たくさん遊んであげてください。
ひとりになることが苦手になりがちなので、ひとりにする練習なども取り入れ、オンとオフを教えてあげるとより飼いやすいのではないかと思います。
+αのご提案
基本とてもいい子なので、しつけ教室の必要性もないぐらいいい子が多いです。
そのせいか、特に何もせず暮らしているご家庭が多いです。
それはそれで否定しないですし、最高のパートナーで、幸せな暮らしで素敵です。
そこで、ご提案したいことがあります。
せっかくそんなにいい子なのだから、一緒に何かにチャレンジし、一緒に楽しめること、楽しめる目標を作るのはいかがでしょうか?
環境の変化にも動じないタイプが多いので、ハイキングだったり、一緒にお出かけや旅行だったり、ドッグダンスだったり、アジリティだったり、若い間に短い期間でもいいのでやっておくと、シニアになったときに刺激を思い出させてあげられますよ!
実話:歩けなくなったシニア犬が歩けた話
若い頃からディスク大会に出ていたシニア犬が歩けなくなった時、ディスク大会会場に連れてきたら自分で歩いた!
という話もあるぐらい、若い頃から継続していた場所は覚えていて、楽しい思い出として体が覚えているのでしょうね。いろんなワンコの匂いがあるので、それも刺激になります。
一応注意点
いくらいい子で、手がかからないとはいえ、何してもいいわけではありません。
わざと脅かしたり怖がらせたり、おもちゃにするようなことは許されません。
お子さんがいるご家庭の場合も穏やかだからと言って安心して目を離したり、子供が乗ったり、尻尾や耳を引っ張る行為は、程度によってはやめさせる教育をしましょう。
ワンコが教えてくれることもありますが、必ず親の監視下で遊ばせるようにしてください。
そして、他のワンちゃん、知らないワンちゃんに同じことをしないように教育しましょう。
キャバリアキングチャールズスパニエルをお迎えする手段
いくつかの手段があります。主なものは3つ
①ペットショップ
②ブリーダー(種の保存なども目的にした繁殖業者)
③保護団体などの保護犬、保護猫
信頼できるところならば、どこからお迎えしても良いと思いますが、
一番のおすすめはブリーダーです。
では信頼とは?
まず信頼関係を作るために、事前にペットショップやブリーダー、保護団体を見に行き、チェックしておく、店員さん、ブリーダーさん、保護団体さんとのコミュニケーションを取ってみるなど行動しておくことをオススメします。
最後までお読みくださり、ありがとうございました!