犬より飼育が楽なイメージがある猫ですが、
実は、そんなことありません。
結論:大変さは同じ。楽なペットなんていません。
お散歩がないから楽。
という理由で、猫を選ぶ方もいらっしゃいますが、
お散歩がないから大変な面もあります。
-
うさぎさんの飼育はなぜ難しい?
うさぎさん、ペットとしてただただかわいく、購入のハードルもそこまで高くないので、とても人気のペットです! ぴーち飼育係に毎年志願していた、ぴ ...
続きを見る
実はしつこい
気分屋と言われる猫ですが、飼ってみると、
猫ちゃんは意外としつこい部分があります。
甘えたいと思った時は気の済むまで甘えますし、
飼い主さんの都合はお構いなしです。
お腹が空けば諦めることなく飼い主さんが起きるまで大騒ぎします。
猫の性格にもよりますが、甘えん坊や遊び好きな猫ちゃんの場合、
ご家庭で発散させるのが大変になることがあります。
その点犬は空気を読んでくれることが多く、
飼い主に合わせてくれる部分を感じることが多いです。
運動神経がものすごい
猫の運動神経はずば抜けています。
さすが、ハンターなだけあります。
体の柔軟性が素晴らしく、高いところから落ちても
怪我をしない着地ができる身のこなしはなかなか
他の動物でも類を見ない運動神経ではないでしょうか?
カーテンレールを歩いたり、縦横無尽に移動できる猫だからこそ、
あちこちに手が届き、引き出しを開けたり、いたずらしたり・・・。
犬には届かない場所はもちろん、犬ならできない見事な
いたずらができてしまいます。
そしてよく吐く動物なので、とんでもないところから、
吐いたものが降ってくるなど・・・・
元気な猫を疲れさせるためには
人が一緒に遊んであげても相手はもはや野生動物。
人が相手をするにも限界があるかもしれません。
思い切って相性の良さそうな2匹目を検討するのが
1番手っ取り早いです。
多頭飼いが難しい場合は、キャリーバッグに入れた状態で
外に連れ出して、環境変化による疲労を狙うのもひとつです。
元気なコ=健康なコですので、前向きに捉えてくださいね!
年齢と共に大人しくなっていきますので・・・
今しかないので楽しんでください!
お手入れ
すべてのペットに共通しますが、お手入れに慣らすこともとても大変です。
爪切りでも運動神経が良いあまり逃げられてしまったり、
しっかり保定ができないと、するりと逃げられてしまうこともあります。
抱っこが嫌いな猫ちゃんも多いので、抱っこに慣らすことなどから、
コツコツ対応することが必要です。
犬の場合は気軽にトリミングサロンに預ける選択肢がありますが、
猫ちゃんを対応してくれるサロンは少ないため、
ご家庭で最低限ケアができるようにする必要がありますね。
犬との比較
犬はお散歩があったり、環境変化の適応能力が高いので、
お散歩で運動をしたり、他の犬と遊んだりなど
発散方法が多岐に渡ります。
猫ちゃんの場合、環境変化の適応能力が低く、
野生動物に近い性質をしているため、
気軽に外に連れ出すことがなく、余計に気を遣う部分が増えます。
とはいえ猫ちゃんも小さい頃から環境変化に慣らしておくことは
万が一の災害時や入院時などにも役に立ちます。
少しずつで構わないので、外の環境を体験させておくことも
非常に重要です。
おわりに
いかがでしたか?どんなペットでもお世話が必要で、
大変な部分もたくさんあります。
しかし、大変なことの何倍も幸せを運んできてくれるのがペットです。
初めて猫ちゃんをお迎えされた方、これもご縁ですので、
たくさん楽しんでくださいね!
そして大変なのは今のうちで、どんどん飼育にも慣れて
手がかからなくなり、いつかお空に帰ってしまうので、
1日1日を大切に過ごしてくださいね!