2020年、新型コロナウイルスの影響でおうち時間が増えたことで、ペットを飼うご家庭が急増しました。
すでにペットと暮らしていたご家庭では、おうち時間が増えたことでペットが甘えん坊になってしまったこともありました。
今回は現在飼える状態ではない方でペットショップに行くほどでもなく、子犬子猫を探すほどでもない方にお金をかけずにできる、情報集めの方法をご紹介します!
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結論:エア飼い主になる
勝手に、他人のペットのエア飼い主になりましょう!
好きな種類を飼っている人のSNSをチェック!
Twitterやインスタグラム、Youtubeなどで、犬種や猫種で検索すると飼い主さんのコンテンツが出てきます。
出てきた中で、かわいいと思った、好きだと思った方や、そのハッシュタグをフォロー、年間通してコンテンツ内で見届ける、エア飼い主になりましょう。
1年ぐらい経つとだいたいの暮らしが見えてきて、5年も経ってくると気をつけていることや、体調を崩したりする姿が見えてきます。
出没情報などを出していたら、会いに行って触れ合ってみましょう!
これ、癒される上に、このコ以上のコに出会えない!となり、飼いたい気持ちがなくなるケースがあるので、飼いたくても飼えない人に本当にオススメです。
例えば私はブルドッグと一緒に暮らしたいと思っていますが、ブルドッグは私のライフスタイルに合わない犬種なこと、気候の耐性、寿命の覚悟、医療費を想定した金銭面の余裕などを考慮し、飼えない犬種です。SNSや、偶然出会えたコを愛でる犬種として位置づいています。
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このブログはペット専門家による目線でペットのお役立ち情報を発信しています。
まだ飼っていない人でいつか飼いたい人には事前情報の大切さをお伝えし、ペットをお迎えしてからは、ペットとの暮らしをより楽しく、お互い幸せな時間を過ごしてもらいたいと思っています。
楽しい時間を過ごすことで、絆が深まり、飼育放棄を減らしたいです。
終生飼育について
中にはペットとのミスマッチにより、ペットを捨ててしまう方や、突然の病気などで大切なペットを飼いきれなくなった人もいます。これは一定数常にいます。
「最後まで責任持てないなら飼うな!」というのは無責任な言葉だと思います。
明日だって自分が元気で生きられるかもわからないのに、
「最後まで責任持って飼います。」
なんて言っても実行できたかどうかは結果論です。
もしも私に何かあったら、ペットをどうするか、決めています。
寝る前には「今日も元気でいてくれてありがとう、おやすみ」と言います。
最後まで飼うつもりでではなく、あくまでも1日1日を大事に過ごしています。
大切なのは終生飼育よりも、どう過ごしたかだと思っています。
過ごし方を大切にしていると、手放すという選択肢は出てこないと思います。
そして、万が一何かあった時、手放す場合に、ペット自身が私がいなくても大丈夫、家族以外でもやっていけるコにしておくことも重要だと思っています。
ちなみにこういうのはアウト
ほとんどこんな人いないけど。動物は責任は取れません。
犬を管理し、飼養することが飼い主の責任です。
どこでもだれとでもやっていけるコの育て方例
実はこの、家族以外でもやっていけるコにしておくこと、犬でも猫でもとても大変ですのでワンちゃんの例で紹介します。
特に最近流行りの小型犬種は、意識してやっておくと損はないと思います。
最近流行りの小型犬種はほとんどが愛玩犬という用途に基づいて作られた犬種です。
愛玩犬とは、かわいがられるための犬です。
常に人に抱っこされたり、撫でられるために生まれてきた犬種です。
元々の性格や遺伝的要素、生活環境により個体差がありますが、こんなワンコは注意!
「ママ大好き!」なワンちゃん
→「ママがいないと無理!」「ママを守らないと」にも簡単になってしまいます。
「よく吠える」ワンちゃん
→吠えることで飼い主さんを動かしているケース、要求吠え対策が必要です。
「お散歩嫌い」なワンちゃん
→すでに社会化不足の可能性があります。今からでも遅くはないので少しずつやりましょう!
ママ大好きワンちゃんの練習方法例
ワンコからの抱っこ要求ではなく、抱っこするかどうかは人間主体で決めること。抱っこして〜の甘えに負けない。
ママと同じお部屋にいてもハウスで落ち着く時間を作るなど、一人でいられる時間を意識的に作ることを取り入れると良いと思います。
ハウスを苦手にしないよう、小さいうちから短時間で慣らしましょう。
とにかくママとの距離を意識してもらえれば大丈夫です!常に膝の上はお互い離れられなくなる危険信号!
よく吠えるワンちゃんの練習方法例
ここでいう「よく吠える」は、何か要求しているケースです。
もともと吠えやすいワンコ、あまり吠えないワンコと存在します。
全ての犬が同じように吠えるとは限らないのです。
吠えやすいワンコは吠えることで人が反応してくれることをよく知っているので、吠えるメリットがあるから吠えます。
吠えるコはけっこう頭のいい子が多いのかな?と思ったりもします。
わかりやすい例だと、おやつがあると、ちょうだいと吠える。
もらえたらまた繰り返し、どんどん吠えるようになるという無限ループです。
犬はいろいろ試します。
試した結果、吠えることが最適だったと学んでしまったので、ごはんやおやつの要求吠えは無視しましょう。ごはんの前に興奮して吠えたら一度「ざんねん」として、もらえないように。
ごはんの前におすわりなどで落ち着かせ、吠えないでいられたら「よし」などであげるように。おやつも同様です。
一般的に吠える犬は嫌われます。こういう時吠える、これなら吠えないなど、吠えをコントロールできるようにしておきましょう。
「お散歩嫌い」なワンちゃんの練習方法
走るのが嫌いなワンちゃんはいません。四つ足の動物で動けない動物はいません。
もし走るのが嫌い、歩くのが嫌いと思うならそれは病気です。病院へ行ってください。
お散歩が嫌いなのは大きな音、車、自転車、人、お散歩で遭遇する環境が苦手です。
小さいうちに社会化が足りなかった可能性が高いので、少しずつ慣らします。
まったく歩けない場合は、まず抱っこ散歩5分にチャレンジ!
慣れてきたら、地面に置いてみてにおいを嗅ぐ様子があればいい感じ。
地面に置いて固まっていたら、抱っこ散歩をもう少し継続しましょう。
においを嗅げる余裕が出てきたら、徐々に歩かせてみましょう。
猫ちゃんの場合ほぼ全員該当
猫ちゃんは環境の変化が苦手な動物です。
知らない場所に行くと緊張してしまい、ご飯も食べられない、隠れていても落ち着かないコがほとんどです。
しかし慣れてくれる伸び代はあります!
キャリーバッグに入れてお散歩をしたり、積極的にホームセンターに行ったり、カフェに行ったり、とにかく大丈夫だったという経験をさせてあげてください。
バッグの中でならおやつが食べれた。でも良いですし、少しずつ変化が見えてくると思います。
ワンちゃんの問題行動よりはるかにハイレベルな猫ちゃんの慣らし方ですが、万が一避難する場合などに必ず生きてきますので、今のうちにやっておくに越したことはありません。
”どこでもだれとでも大丈夫” は大変だが楽しい!
大したことがないと思うことですが、ざっとこのぐらいあります。常にペットの行動の観察が必要で、今どうしてこんなことしているのか?と頭を使って、考えなければいけません。
犬や猫は、常に人を見ています。同じように、人もペットを見ていないと先読みされてますよ。
おわりに
ペットは、お金もかかる、大変、排泄もする、お世話が必要です。
そしてほとんどが自分よりも先に旅立ってしまう。なぜそんな辛く悲しいのに一緒に暮らすのでしょう。
一緒にいる時間が夢のように幸せ
だからです。
毎日触ることができる幸せ、毎日喜んでくれる嬉しさ、ご飯を食べてくれることのありがたさなどなど日常の幸せに気づかせてくれる存在です。
お金もかかるからがんばらなきゃ、お世話しないといけないから体調も崩せない、朝ごはんをあげたりお散歩したり充実した日が訪れます。
ペットと一緒に暮らしたい方で、今お迎えできない方は、おうちを空けることが多いから、アレルギーだから、など色々事情があることと思います。
いつか一緒に暮らせる準備ができた時のために、このブログの情報をぜひ見ておいていただけるととても嬉しいです。
ペットを飼って一番成長するのは自分自身です。
飼う前に勉強するタイプの人と、お迎えしてから勉強するタイプの人と2パターンありますが、飼う前の情報は選択肢が増えるため、たくさんあるに越したことはありません。
そしてペットをお迎えしてからが一番自分自身が成長します。
飼う前に情報を持っておくだけで、ペット種への理解が深まりますよ♪
それだけで、飼いきれない。という状況を回避できると思っています!
そして飼わない選択をした方は、エア飼い主になる楽しみ方もあります。
最後までお読みくださりありがとうございました!