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犬猫の困った行動を外科治療で解決ありなし?!

吠えて困る、爪研ぎされて困る、噛まれてこまるというお悩みに、
実は外科治療で解決する方法があります。

結論:外科治療で解決は、なしです!!!

ぴーち
あくまでも個人的な意見です!治療した方を否定はしません!

犬の声帯除去

犬が吠えて困る場合、声帯切除手術というものが存在します。
喉にある声帯を切除し、声が出なくなるため、ご近所迷惑はなくなります。

なぜなしなのか

吠えて近所迷惑になるほどの問題はそもそも犬が吠えやすいという理由も一つですが、
飼い方にも問題があることがほとんどなためだと思います。

全ての改善を行って改善しないならば、防音のケージに入れるなどする事で、ご近所迷惑は防げます。

それでも声帯除去をしたケースは、人間の都合な理由が多いため、私はナシ派です。

猫の爪抜き

猫の爪研ぎがひどい、凶暴で爪の攻撃が怖い。
などの場合、猫の爪抜きをする飼い主さんが稀にいます。もちろんこれもなし!

なぜなしなのか

家具を傷つけられなくない、赤ちゃんを傷つけられたくない。
など理由は理解しますが、猫にとって爪研ぎは、ストレス発散だったりにおいつけの役割など、
精神衛生上の問題が大きいため、それを除いてしまうのは猫にとって辛いと思います。

爪研ぎを複数用意して好みの素材を探したり、ネイルカバーをつけたり、
管理して飼育することで改善することもあります。

噛まれたので歯を抜く

犬も猫も鋭利な牙を持っています。牙で噛まれると指に穴が開くほどの深い傷に。
小さい前歯でも尖っているので、噛まれると切れて血が出たり、怪我をする事があります。

家族が噛まれたので、歯を抜くor削る。こちらももちろんナシです!

なぜなしなのか?

噛んだ犬や猫が悪いという考え方がなしです。
噛むという選択肢を与えたこちらが改善するべき事なのに、
人間側の都合で歯を抜けばいいという考えは違うのかなと思います。

犬や猫も噛む理由がなければむやみに牙を大切な家族に当てることはありません。

噛む状況を作らないこと、噛まれるようなことをしないこと、
犬や猫へのリスペクトを常に持ってもらいたいです。

おわりに

いかがでしたか?こんな手術があるんだ。という情報の参考になりましたか?

このような選択をされる飼い主さんを否定はしませんが、確かに、早く結果が出る方法だと思います。

しかし、吠え、爪研ぎ、噛みに関してはこれまでのツケとも言えるので、今まで許していたのに、
そもそもできないようにしてしまうのは人間側の都合を優先した考え方だと思います。

犬や猫は、本当に頭がいいです。吠えたり、噛んだり、人間にとって都合の悪いことが
飼い主さんによって強化されているということを覚えておいてくださいね。

困った行動は、周りからの苦情だったりで余計に飼い主さんを苦しめることになってしまいます。
そうならないようにあらかじめ小さいうちから良いトレーナーさんを見つけるなど、
積極的にペットと向き合う時間を作ることが未来の自分のためにもなりますよ!

ぜひ参考になれば幸いです。

最後までお読みくださりありがとうございました!

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