犬猫の保護活動を積極的にされている、坂上忍さん。
たくさんの犬猫に囲まれ暮らしており、世の中の殺処分問題や、
捨て犬捨て猫問題に向き合っておられます。
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坂上忍さんが最近開業した「保護ハウス」に関してのこんな記事を見つけました。
結論:犬猫販売をやめても飼う側の問題
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保護活動をしていると、あまりにも捨て犬や捨て猫が多く、
犬猫の販売さえなければ・・・と思うのもとてもよく分かります。
飼う側の問題
記事内で坂上忍さんも申している通り、結局は飼う側の問題です。
しかし、保護犬保護猫しかいない状態では、当たり外れが多くなる可能性が高く、
それぞれのご家庭に合ったペットを選ぶことができなくなります。
なぜ当たり外れが多くなるのか
保護犬、保護猫の場合、バックグランドがわからないことが大半です。
なぜ捨てられたのか理由がわかる場合はまだ良いですが、
捨てた側も把握していないような病気を持っていたり、
心の傷を負っていたり、何かトラウマがあったりなど、
わからない点が多いと、かなり寄り添ってあげない限り、なかなか難しいです。
子犬や子猫ならまだ良いとは思いますが、飼い主さんが常に勉強して
育てないと、大人になった時に何かの拍子に問題点が出た時に対処できなくなります。
保護犬、保護猫にも色々あるので一概には言えませんが、
この子に何があっても受け入れるという強い意志があれば、大丈夫です!
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今は保護犬や、猫に特化したトレーナーさんも多くいますので、
色々な情報が手に入ると思います。
せっかく里親になりたいと思っても、気持ちが折れてしまうことがあります。
譲渡条件が厳しすぎる
当たり前といえばそれまでですが、譲渡条件が厳しすぎるという声も多いです。
簡単に里親になれるようでは困るのも理解しますが、あまりにも選考基準が高すぎるのも、
せっかく里親になりたいという人の気持ちが折れてしまいます。
保護団体さんもなぜか選ぶ側の立場になってしまい、
対等な関係ではないように見えることもあります。
終生飼育を求められる
保護団体で里親になると、終生飼育を求められます。当然ですし、理解もできます。
もし万が一状況が変わり、飼いきれなくなってしまったら・・・
一度は捨てられた命だから・・・と簡単に手放すこともできず、
ペットも人も不幸になってしまうことが増えるのではないかと思いました。
飼いきれなくなった場合は無理せず保護団体に相談する。
などの配慮があるべきなのではないかなと思います。
保護団体さんも大変なのは分かりますが、早く里親を見つけて、
他の捨て犬捨て猫を救いたい!というところに目的が行きがちに見えます。
捨て犬捨て猫にとって、より良いご家庭を見つけることが目的なのか、
どっちなのかわからないように見えることがありますね。
飼いやすい犬猫とは
ずばり飼いやすいという基準は、安定している犬猫だと思います。
次に、そのご家庭のライフスタイルに合っているかどうかだと考えます。
安定している犬猫とは、困った行動が出てこない犬猫です。
人によって困ることの範囲が違いますが、何かにつけてパニックになってしまう
タイプのコだと、とても大変な場面が多いのかなと思います。
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予期していない時に急にパニックになり逃走してしまうなど、
保護犬の逃走はとても多いですよね。人から離れるのが苦手で、
人がいないことが耐えられないと言ったようなコも、配慮が必要ですね。
例えば寂しがりやの猫さんだったら、兄弟猫で飼うとお互い
安心するなどもあります。どちらかが入院したりした時のために、
常に一緒ではなく、離すことに慣らすことも必要だと思います。
おわりに
ペットをお迎えする前にどんなコが合っているか、
欲しいのかをしっかり把握しておきましょう。
そのコはどんな性質になりやすく、どんなことが必要ですか?
保護犬保護猫が欲しいならばそれなりに勉強をしてどう対処するのかを学びましょう。
飼う前の学びは「こんなつもりじゃなかった」から解放されます。
それだけでも捨て犬捨て猫が減ると思いませんか?
飼う側が賢くなり、ペットショップでもブリーダーでも、
保護団体でも好きなところからペットをお迎えできたらいいと思います!
最後までお読みくださりありがとうございました!