さてさて、ペットと海外旅行をするにあたり、1番のハードルである、帰国準備です。
この準備が終わってこそ、旅行を本気で楽しめるといっても過言ではないです。
失敗すれば180日の係留と思うと、かなりドキドキです!
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この帰国準備は海外から日本に帰ってくるために必要です。
短期の旅行ではなくても海外で生まれたペットや、海外に駐在していたペットも
帰国時は同じ流れになります。
日本は狂犬病が長らく発生していない国なため、海外からの狂犬病侵入を防ぐため、
検疫体制を強化しています。
動物検疫所/犬、猫の旅行・短期滞在編
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ペットと海外旅行に必要なこと〜出国まで〜
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ペットと海外旅行に必要なこと〜出国まで〜
ペットと海外旅行、考えたこともないですよね? 海外に行くよりも日本に帰ってくることが大変。というイメージがありませんか? 必要に迫られなけれ ...
滞在国における帰国の流れ
①輸入の届出
日本到着の40日前までに到着予定空港を管轄する動物検疫所に届け出る。
届出は、動物検疫所のシステム上で届け出ることができます。
内容も動物検疫所の方が確認してくださるので、特に難しくはありません。
②出発前の検査
出発前に検査を受け、狂犬病とレプトスピラ症にかかっていない、
またはかかっている疑いがないことについての輸出国政府機関発行の健康証明書を取得する。
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③日本に到着
②の輸出国政府機関発行の健康証明書と動物検疫所発行の輸出検疫証明を確認でき、
輸入検査で問題がない場合、係留期間は12時間以内(当日)となります。
輸出国政府機関発行の健康証明書とは
「輸出国政府機関発行の」というのは例えばアメリカならUSDAと呼ばれる
アメリカの農務省発行のということです。
アメリカの場合は、農務省が認定している認定獣医(Accredited Veterinarian)
がいて、その獣医さんが診たペットの健康証明書が有効です。
ヨーロッパの場合は空港付近にそういった場所があることが多く、
わざわざ認定獣医のいる動物病院などに行かなくても良い場合が多いようです。
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証明書取得方法
まずは、ペットの健康診断を行い、書類Form REに、
獣医さん記入欄(CLINICAL INSPECTION BY VETERINARIAN)に記入をしてもらいます。
和訳 Form RE
このFormREは、NACCS上でのシステムと繋がっているので
ペットの情報部分は自動的に記入されます。
Form REの1番下に、ENDOESEMENTというところがありますね。
そこに政府機関の裏書き(スタンプ)が必要です。
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アメリカならば、USDAで取得でき、ヨーロッパは空港付近に取得できる
場所があることが多いです。
政府機関のスタンプがもらえる場所がどこにあるかも、大使館などに
問い合わせて確認してくださいね。
このスタンプがないだけで、半年間の係留になってしまう可能性がありますので
十分注意してください。
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スタンプをもらったら、全ての書類を写真に撮り、メールで日本の
動物検疫所に送りましょう。不備があれば事前に対応できますよ。
とにかく旅行中、早く安心したいですよね。
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動物病院の見つけ方
ヨーロッパの場合はスタンプをもらえるところと同じ場所で、
空港付近にあることが多いが、どこにあるかは大使館などに問い合わせてみてください。
アメリカの場合は、教えてくれないので、個別に行きやすい場所にある
動物病院に問い合わせをして、認定医かどうかの確認が必要です。
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どうしてもわからない場合は、動物検疫所に相談してみるなど、
あちこちに問い合わせをしましょう。
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おわりに
現地で書類のために動かなければならないのは、なかなかのハードルです。
大使館への問い合わせは日本語でも、海外への問い合わせは英語です。
今は翻訳アプリなどもあるので、なんとかなる人も多いと思います!
が、かなり難しそうで、失敗しそう!でもあるとは思いますので、
資金に余裕のある方は、問い合わせだけでも誰かに頼むとか、
現地の日本人経験者や業者に頼むのも良いと思います。
流れとしてはこんな感じなので、がんばれば個人でもできますよ!
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頼れる人がいる場合はぜひぜひ検討してみてはいかがでしょうか?
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