血統書の名義変更する?しない?
購入元に関わらず、純血種の場合、血統書がついているはずです。
この血統書、ただの紙切れとして扱うのか、愛犬の証として、生涯残すのか、意見は分かれます。

そもそも血統書とは
一般社団法人ジャパンケネルクラブ(JKCと呼ぶ)に血統登録された親犬から
生まれた犬に発行される、その犬の血統を証明するものです。両親や、その上、数世代遡れます。
生年月日はもちろん、その犬の血統書名、兄弟の数、毛色、マイクロチップ番号、繁殖者の名前が記載されています。親犬の情報は名前と毛色、あればタイトルや、検査結果などが記載されます。
↓詳しくはこちら(JKC)
https://www.jkc.or.jp/pedigrees/
名義変更は必要なの?
子犬をブリーダーさんから買ってしばらくすると、血統書が自宅に届きます。
そのまま記念に。でも良いのですが、所有者の欄がブリーダーさんのものになっているため、
この名義変更を行うと、所有者が正式に飼い主さんになります。
名義変更が必要な人:ドッグショーや競技に参加したい方、繁殖予定の方、記念に変更したい方
名義変更の条件:飼い主自身がJKC会員になる必要があり、入会金、年会費、名義変更手数料がかかります。
特に競技やショー、繁殖の予定もなく、JKCへの登録に必要性を感じていなければ、名義変更は必須ではないですし、飼い主さんの自由です。
名義変更しないとどうなる?
普段の生活で、名義変更をしていないことによる、問題はほぼありません。
ただし、一つだけ大きなリスクがあります。それが、血統書の再発行です。
もしブリーダーさんが廃業していたり、連絡が取れなくなった場合、再発行は不可能です。
血統書があっても、血統書がないことになり、愛犬の出生を証明するものがなくなることを意味します。
最初に血統書をもらったとき、裏面にブリーダーさんのお名前と捺印があれば、
ご自身での名義変更は可能です。そこで名義変更するかしないかは自由で、
飼い主さんが名義変更したい時に、いつでも変更できる状態にある。ことが大切です。

こんなブリーダーは気をつけて
犬種を堂々と明記して、高額で子犬を売り、
当たり前のように血統書はコピーしか差し上げません。というブリーダーや、
名義変更はしません。というブリーダーが、意外とたくさんいます。
私は、これは、ブリーダー側の一方的な都合だと捉えています。
そういったブリーダーさんに良さそうな子犬がいた場合、
どうして血統書はコピーだけなのか、名義変更しないのか、理由をまずは聞いてみてください。
理由に納得できる、理解できるのであれば問題ないのですが、その理由が正当な理由なのかどうか、JKCなどの第三者にも意見を聞いてみてください。
勝手に繁殖されたら困るからなどという理由であれば、血統書ではなく契約書で対応、
避妊去勢後に血統書をいただくなどの対応はできますので、
もっと核心をついた理由をもらいたいものです。

ペットショップの場合
ペットショップの場合は、ブリーダーから、ペットショップが子犬を買います。
血統書の完成には時間がかかるため、後日ブリーダーからペットショップに血統書が送られます。
ここに、ブリーダーが血統書はコピーです、名義変更しません。
という一方的なルールは存在しません。
犬種を謳う限り、その犬と血統書はセットだと考えるのが普通です。
純血種だけど血統書なし=?
ただし、血統書のコピーしか渡さない、名義変更しないことは、
法律違反とも言えないのも事実です。
しかし、コピーでは正式な純血種の証明にはなりません。
本来なら、血統書なし又は犬種不明として売るのがマナーではないでしょうか?
何のための血統書なのか、何のための名義変更なのか、
ブリーダーによって理解が異なる点も事前にしっかり確認しましょう。
よくわからないからお任せします。と足元を見られないよう、
飼い主さん自身もしっかり知識を持ち、正しく説明してくれる
信頼できるブリーダーさんから迎えましょう。
血統書には夢がある
いかがでしたか?
血統書の名義が自分の名前なのも嬉しいものです。
有料オプションで血統書名の下に、コールネームを入れることができます。
自分だけの血統書を作ったことをきっかけに、訓練競技、アジリティ、
ショーも一度ぐらいチャレンジしてみようかなとか、
新しいきっかけになることもあるかもしれません。
そして何より、愛犬が亡くなった後にもずっと残るのも血統書です。
今はあってもなくてもいいかもしれないけど、いつか思い出して懐かしむことができます。
さらに、もしかすると未来に自分の犬の血縁のワンちゃんにまた出会えるかもしれません!
意外と血統書、夢がありますし、ただの紙切れとは言えない、侮れない書類です。
血統書の必要性について、ぜひ考えてみてくださいね!
