トイプードル|迎える前の最終判断ガイド
日本では見ない日はないぐらい大人気がずっと続いているトイプードル!
タイニープードル、ティーカッププードル、マイクロティーカッププードルについても解説します。
この記事は、トイプードルを迎える前に判断するためのガイドです。
トイプードルの魅力
トイプードルは、アレルギーが出づらい、抜け毛がつかない。
といった、人間側にとって都合の良い特徴を持っています。
その点から、トイプードルなら飼ってもいいよというご家庭も多いです。
カラーバリエーションも豊富で、JKC(ジャパンケネルクラブ)では、
これまではミスカラーだった、パーティーカラー(白黒)やファントム(タンが入る)も
2024年からスタンダードに変更になりました。
ドッグショーで活躍するトイプードルのブリーダーさんは、
世界でも活躍していたり、日本のトイプードルの知名度は
世界のドッグショーでもものすごく高いです。

極小プードル
トイプードルは体高が大体25cmを理想としているようですが、
ペットとして売るために、タイニープードル、ティーカッププードルなどと、
さらに小さいプードルを作っているブリーダーさんも大変多いです。
実は、交配に配慮してもどうしても出てきてしまうのがこの少し小さい個体です。
この小さい個体を掛けていき、マイクロサイズです!といった売り文句・・・。
小さければ、小さいほど人気が出る現状がありますが、
お迎えを検討されている方には、小ささの裏にあるリスクについて、
一度立ち止まって考えてみて欲しいです。
体が小さい子犬は特に、目のサイズは体に追いつかないことが多く、
かなり、とても写真映えします。小さいお顔に、くりっくりのお目目、
きれいにふわふわにしてもらったヘアで、写真を撮れば簡単に100万円以上で
売れてしまうのです。確かに、かわいいです。
この小さすぎるというところに疑問を持ちましょう。
小さいということは、食べる力がないのかもしれない、心臓が悪いのかもしれない、
骨も細いのかもしれない、膝も外れやすいかもしれない。
図鑑などにもよくある、非常に頭が良くて社交的。
といった特徴が当てはまらないことが多く思います。
こういうコは比較的、おとなしく、静か、固まる系の傾向を私は感じます。体に負担があるのか、
怖がりなのか、トイプードルのイメージと違う、犬ではない動物にさえ見えることがあります。
というぐらい、実は小さいのが好きな人のために作られた小ささなことを理解してください。
飼ってから後悔しやすいポイント
大きくなっちゃった?!
トイプードルの中でも、デカプーではなく、
小さめが欲しいと思ってタイニーサイズを買ったけど、5kg超えちゃった!
というのはあるあるです。
どうしてもこのサイズがいい!というのがある場合は、
そもそも成長期を終えた1歳前後のコを選ぶと確実です。
親犬が小さいからといって子供も小さいコになるとは限らず、
何世代かに遡るか、確実なブリーダーさん選びが重要です。
トリミングは絶対必要
毛は確かに服などにつかない。けど、抜けないわけではないため、
毎日のブラッシングは必須、定期的なトリミングも絶対に必要なトリミング犬種です。
トリミングは必ず連れていかないと、皮膚を清潔に保てなくなったり、
毛が伸びすぎて、目に刺さったりなどを防げます。
ママミングなど、ママがトリミングを学び、ご家庭でやるのも楽しいです!
実はビビり?!
思った以上に、神経質なコも実は多いです。
元々トイプードルは黒(ブラック)と白(ホワイト)とチョコレート色(ブラウン)が基本でした。
そこから、レッドが出現し、かつ鼻が短くなった小さい個体が出た時、
テディベアカットが非常によく似合い、そこからレッドのテディベアカットのトイプードルが
爆発的に流行りました。
その影響か、レッドのトイプードルが量産されたいた背景があり、
無理な繁殖の影響が神経質という形で出ているトイプードルが非常に多いです。
賢いと思っていたのに思ってたのと違う。とトレーニングに目覚める方も多いです。
色が変わる?!
レッドで買ったのにみるみる白くなる個体もいます。
赤ちゃんの時は濃いレッドなのに、アプリコットに褪色してしまいます。
これは毛色の遺伝子の影響なので、元には戻りません。
トラブル実例:膝蓋骨脱臼との付き合い方
膝蓋骨脱臼(パテラ)ではありません。
と説明を受けて、迎えたものの、実は膝蓋骨脱臼(パテラ)だった!
というケースは後を絶ちません。
トイプードルの膝蓋骨脱臼は深刻で、グレード1(軽度)なら
交配に使っていいことになってしまったようで、これからますます、
膝とはうまく付き合っていかなければならなさそうです。
今はフィットネスや、水泳なども充実しているので、
ぜひ筋肉をつけてあげて、大事にしていきましょう。
トイプードルのお迎えに向いている人・向かない人
向いている人はトイプードルと一緒に楽しく、何かに挑戦したい、
ブラッシングが苦にならない人です。
トイプードルは飼い主さんと一緒に何かするのが大好きです。
ぜひ一緒に楽しい時間を過ごしたい方、住宅事情で小さいコが良いという方にもぴったりな犬種です。
向いていない人は、可愛さ、流行り、好みで欲しくなってしまう人です。
見た目の可愛さだけで選んでしまうと、毎日のケアや予想外のメンタルケアに疲れてしまうことがあります。
ぬいぐるみではなく、毎日のお手入れやコミュニケーションを含めて楽しめる方にこそ、
トイプードルは最高のパートナーになってくれます。
日本で起きている問題
止まらない小型化が深刻です。
1kg台のティーカッププードルが存在すること自体、やりすぎだと思います。
けど欲しい人はとにかく一番小さいコが欲しいのです。
小さいことを価値だと勘違いして欲しくないと心から思います。
1kg台のトイプードルで15歳超えるコを見たことがありません。
トイプードルといえばご長寿です。それなのに10歳にもなれているのかな?
というところにやはり小さすぎる上のリスクを感じずにはいられません。
サイズの小さいし顎も小さい割に、歯はしっかりしているため、
歯並びがずれていたり、歯が傷みやすい、それが原因かわかりませんが、
食が細い血統もあります。
食が細いと食べさせるのも大変で、低血糖の恐れもあるので、食の細さはしっかり確認しましょう。
ブリーダー選びの注意点
「極小」「ティーカップサイズ」を謳うブリーダーさんは避けた方が無難です。
もちろんJKC(ジャパンケネルクラブ)では認められていません。
血統書はトイプードルです。
世界的にも活躍する日本のトイプードルブリーダーでも、たまに小さめのコが生まれていますが、
それを喜ぶというよりは、気をつけて理解して受け入れて飼ってもらえる人を探すという印象を受けます。
本来そうあるべきで、商品として、小さいので200万円です。はおかしいですし、
わざわざ小さくなるため、小さくするための人の利益のための繁殖は、
生まれる子犬だけではなく、母犬への負担にもなります。
苦しむワンちゃんを減らすためにも、こういう謳い文句のブリーダーやショップから買うのは避けた方が無難です。
いかがでしたか?
日本で見ない日はないぐらい、大人気のトイプードル。
具体的にはレッドのトイプードルですが、ドッグショーに行くとほとんどが白か黒です。
同じ犬種とは思えないほど、ペットタイプとショータイプが全くの別物です。
ショーで見るトイプードルは非常に美しく、毛質も違います。
ぜひ一度ご覧になって、トイプードルの魅力をぜひ感じてみてください。
ペットタイプの特に小さいコは、耳の位置が高くて立ち耳だったり、
足が短かったり、ペットとして飼うにはなんでも良いかもしれませんが、
スタンダード(犬種標準)に近づけたトイプードルはこうなんだ。
と目を養うこと、非常に大切です。
