「犬はしつけで変わる」は本当?
海外ブリーダーを見て確信した“迎える前に決まること”
「犬はしつけで変わる」と聞いたことはありませんか?
犬を迎える前に正しい選び方をしておかないと、後から苦労するケースが少なくありません。
この記事では、海外の現場を見て気づいた「迎える前に決まること」の核心を解説します。
- 「犬はしつけで変わる」
- 「愛情があれば大丈夫」
- 「飼ってから考えればいい」
実はこれ、 間違いとは言い切れません。
私自身もそう思って犬と暮らしてきました。
実際、飼い主の関わり方で改善することもありますし、
年齢とともに落ち着いてくるケースもあります。
海外のブリーダー訪問
私が現場で見てきた現実をお伝えします。
私は海外のブリーダー訪問の経験があります。まずはビデオ通話で、まだ生後1ヶ月ほどの子犬が、母犬のおっぱいを飲んでいる様子を見ました。
広大な土地には見えなかったが、芝生の庭で、広さは日本で言うと割と広いお庭だね。ぐらいの広さでした。
両親犬の性格を聞いてみると、良い気質good temperamentとのことで、気質は非常に重視しているという回答がありました。
結論:母犬の環境と最初の社会化が大きい
子犬が生後3ヶ月になり、実際に現地に行った時も、とても広い場所には思いませんでしたが、
更に奥に大型犬が走り回れる広い広場があり、
全員を運動させるときはそこで運動させることもあるようでした。
このような環境で、母犬及び父犬は暮らしているという飼育環境を見ることができました。
げ母犬はどっしり構えており、非常に落ち着いた様子で、全ての犬が群れとなり、暮らしていました。
子犬たちはサークルで仕切られ、ご近所からもらった山羊チーズの乗ったご飯を
たらふく食べては寝て、起きては遊び、その繰り返しでした。
父犬もその場にはいましたが、普通の立ち位置で、特に目立った行動は見受けられませんでした。
母犬は非常に穏やかで、派手な動きをせず、気がついたら子犬を指導したりと、真っ当な育児をしている印象でした。
生後3ヶ月の子犬で、11匹兄弟だったため、それぞれの子犬の性格もなんとなく垣間見ることができ、
ブリーダーの家族だけではなく、関係者やお友達、ご近所の方が訪れ
子犬と遊んでくれたりする機会もあり、群れや両親犬はもちろん、
全ての子犬の情緒が安定して見えました。
同じ犬種でも全く違う性格
同じ犬種でも、性格が大きく違うことがあります。
さらに、同じお腹の兄弟では似た傾向が見られる一方で、
母犬や飼育環境が違うと、
本質は似ていてもまったく違う性格になることもあります。
私はこの経験から、
気質は生まれてから作られるだけでなく、
母犬の環境や胎内の時点から影響を受けていると感じるようになりました。
日本のペットショップの場合、多くは繁殖屋の母犬から生まれた子犬を商品として流通させています。
そのため、母犬の環境が良いとは思っておらず、骨格構成を含めた健康状態も誰も気にせず、
世に出ることもないため、おそらく良くないのだろうと考えます。
実は日本では“美談”が起きる構造になっています。
ある日、人気の大型犬種に公園で会って話をしました。
見るからに体は大きいのに足が細く、足の位置もおかしく体の大きさを足が支えられていなさそうな様子で、
すぐに伏せをして、大人しくしているコでした。
とても大切にされていて、ご家族でお散歩をしていて、とても幸せなワンちゃんだなという印象が強かったです。
ペットショップ出身のワンちゃんで、話を聞いていると、生後1年になる前に、
前肢の外科手術を何度も行ったそうで、どうやら骨が奇形だったのか、
出っぱるべきではないところを削ったと言っていました。
そのような外科手術費用は、おそらくかなり高額だろうと予想します。
でも飼い主さんは、良い人。それでだいぶ良くなったんです!
という感じで、特に誰を責めるわけでもなく、この子が元気でいてくれて嬉しいと言った様子でした。
とても素敵な向き合い方だと思いました。
でも同時に、ふと考えてしまいました。
それは、本当に
最初から望んでいた犬との出会いだったのだろうか、と。
海外と日本のブリーダーの責任の重さの違い
実は欧米は犬を手放す人、多いです!
理由は思っていたのと違った。というものです。例えば、先住犬に対し、噛んでしまったとか、
散歩で他の犬への反応が強すぎで無理ですというもので、
それを、ブリーダーの責任と思うので、ブリーダーに返します。
日本だったら、先住犬と相性が合わなければ、管理して飼う。
他の犬への反応が強いならば、トレーナーについて、対応するなどかなり、犬のせいにはせず、
ブリーダーのせいにもせず、飼い主が責任を持ち、がんばります。
がんばっているうちに、楽しくなり、結果素晴らしい犬をありがとうございました。となる。
これは、日本人の情の深さでもあり、
同時に、ブリーダー側の責任が
見えにくくなってしまう構造でもあると感じています。
選び方が全てのスタートです
性格(気質)や飼いやすさは、実はどうにもならない部分があることを念頭に置いてください。
だから、選び方が全てのスタートです。
犬を迎える最終判断サポート
犬を迎えること自体が悪いわけではありません。
ただ、もし
「この選択で本当にいいのか」
と少しでも感じているなら、
迎える前に一度、立ち止まる価値はあると思います。
「まだ迷いがあるなら、私と一緒に判断して行きましょう」
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Heartpetで行っています。
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