この質問に迷うなら、まだ迎えない方がいい
犬を迎えると決めたとき、
多くの人は「どの犬にするか」を考え始めます。
でも本当に大切なのは、
迎えた“あと”の15年を想像できているかどうか。
ここでは、犬を迎える前に、ぜひ一度立ち止まって考えてほしい
7つの質問をお伝えします。
正解はありません。
ただ、迷う質問が多いほど、
「一人で決めない方がいいタイミング」かもしれません。
質問①この犬が「思っていた性格と違った」と感じた
この犬が「思っていた性格と違った」と感じたとき、どうしますか?
- 想像より活発だった
- 他の犬が苦手だった
- 家で落ち着かなかった
そのときあなたは、「しつけで何とかする」と思いますか?
それとも「なぜこうなったのか」を考えますか?
→性格のすべてが、迎えてから変えられるわけではありません。
私自身、同じ犬種でも、
「こんなに違うのか」と驚いた経験があります。
見た目や血統だけでは想像できないほど、
落ち着き方や反応の強さが違いました。
しつけで整えられる部分もありますが、
「元々こういう気質なんだ」と受け入れた瞬間、
無理に変えようとしなくなり、
犬との関係が楽になったのを覚えています。
質問②その犬の“母犬がどんな環境で暮らしていたか”
その犬の“母犬がどんな環境で暮らしていたか”を知っていますか?
- どこで
- どんな犬たちと
- どんな扱いを受けて
- どんな精神状態で妊娠・出産したか
ここまで想像したことはありますか?
海外のブリーダーを訪問したとき、
一番印象に残ったのは、母犬の様子でした。
特別に広いわけではないけれど、
落ち着いた環境で、群れの中でどっしり構えている。
子犬たちは、
食べて、寝て、遊んで、
感情が大きく揺れる様子がありませんでした。
この時、
「子犬は生まれる前から始まっている」
と強く感じました。
母犬の環境は、子犬の性格の土台になります。
質問③「問題が起きたとき」、誰の責任?
「問題が起きたとき」、誰の責任だと思いますか?
- 犬の性格?
- 飼い主のしつけ?
- 出会いの段階?
日本では、飼い主がすべてを背負う構造になっています。
でもそれは本来、誰が背負うべき責任でしょうか。
日本では、何か問題が起きても、飼い主が頑張るのが当たり前、
という空気があります。
私も、
「この子のために私が頑張らないと」
と思ってきました。
でも、海外では
「なぜこの出会いになったのか」
をブリーダーに戻って考える文化があります。
どちらが正しいという話ではなく、
責任の所在の考え方が
根本的に違うと感じました。
質問④ その犬と暮らす15年後の自分を想像できますか?
その犬と暮らす15年後の自分を想像できますか?
- 年齢
- 仕事
- 体力
- 家族構成
今の「かわいい」「欲しい」だけでなく、
未来の自分は想像できていますか?
人間も若い頃と、10年後では、
同じ行動でも体力の消耗がまったく違います。
犬は変わらず元気でも、
人の方は確実に年を取ります。
「今できるか」ではなく、
「10年後も続けられるか」
を考えるようになりました。
質問⑤「犬種が好き」だけで選んでいませんか?
「犬種が好き」だけで選んでいませんか?
- 見た目
- サイズ
- イメージ
その犬種が自分の生活に合うかどうかを
具体的に考えたことはありますか?
私自身、見た目からの、犬種への強い憧れからスタートしました。
でも実際に暮らしてみると、
犬種のイメージよりも、
その子個体の性格が、
日常を大きく左右します。
「好き」だけでは足りない、
「合うかどうか」を考える必要があると
実感しました。
質問⑥もし「思っていた暮らしができない」と感じたら
もし「思っていた暮らしができない」と感じたら、どうしますか?
- トレーナーを探す
- 管理して飼う
- 自分が我慢する
それは悪いことではありません。
でも、それが
本当に望んでいた暮らしでしょうか。
公園で出会った大型犬の話が、
今でも印象に残っています。
生後1年ほどで、
何度も足の手術を受けていました。
飼い主さんはとても優しく、
「この子が元気でいてくれればいい」
と話していました。
素晴らしい向き合い方ですが、
同時に
「最初の出会いは、本当にこれでよかったのか」
と考えさせられました。
質問⑦この選択を、ひとりで決めきる必要はありますか?
この選択を、ひとりで決めきる必要はありますか?
ここまで読んで、
ひとつでも答えに迷った質問があったなら。
それは
「迎えるな」というサインではありません。
ただ
一人で決めなくていいタイミング
なのかもしれません。
私は、
犬に関する多くの経験をしてきましたが、
それでも
すべてを一人で決めてきたわけではありません。
現地で見て、話を聞いて、何度も立ち止まりながら決めてきました。
大きな選択ほど、
「誰かと一緒に考える」ことで
見えるものがあります。
いかがでしたか?
犬を迎えること自体が悪いわけではありません。
ただ、
迎えてから「どうにかする」よりも、
迎える前に「ちゃんと考える」方が、
犬も、人も、ずっと楽になります。
もし
「この選択で本当にいいのか」
と少しでも感じているなら、
迎える前に、一度一緒に整理しませんか。
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