ドッグショーって行ったことありますか?
![読者さん](https://petsenmonka.com/wp-content/uploads/2021/10/IMG_0168.png)
一度も見たことがないわ。
ペットイベントの一つで、年間を通して一番多く回数が行われている、犬の品評会です。
日本全国各地で、日々ショーが行われています。
ペットイベントと併設して行われることもあったりなどまちまちですが、
実は定期的に各地で行われているイベントです。
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誰が参加するの?
ドッグショーに出陳できるのは、JKC(ジャパンケンネルクラブ)に登録のある純血種のみです。
例えば同じトイプードルでも、ショータイプとペットタイプに分けられるため、
主にショータイプのトイプードルをショーに出陳します。
ペットタイプでももちろん出陳は可能ですので、愛犬と一緒に楽しむこともできますよ!
ペットと楽しむために
ぜひペットとショーにチャレンジしてみましょう!
ハンドラーが必要なので、オーナーハンドラー(飼い主さんがハンドラー)で
参加するがとても楽しくてオススメですよ!
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ドッグショーは、犬にリードをつけて、
リンク内を回って歩く(ラウンド)
まっすぐ歩く(アップダウン)
四つ足で立つ(スタック)
スタックの状態でジャッジが触診
をやります。
触診とは、口をめくって歯を見る、頭から胸、背中、お腹、尻尾をジャッジが触ります。
実はたったこれだけのことが、とても難しいです!!!!
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ショーで求められる内容はこれだけ!とても簡単に思いますね。
そしてショーを見たことがある方はどの犬もスムーズで難しさなど微塵も感じませんよね。
ショーに出ているほとんどがプロハンドラーと呼ばれる犬を魅せるプロです。
なので、どんな犬も普段に増して素敵に見えてしまうのです。
では、オーナーハンドリングでいざ自分でやってみると、歩くだけが難しい、
まっすぐ歩くことが難しい、スタックが難しい、触診を苦手にしてしまうと
リカバリーがなかなか大変です!
ではどうやって練習しましょう?
プロハンドラーの講習会を受けましょう!
ドッグショーでオーナーハンドリング講習会というものがあります。
無料で参加できますので、ぜひチェックしてみてくださいね!
一人のプロハンドラーさんのみならず、何人もの人に教えてもらうことがお勧めです!
ショーの開始時刻に到着していれば確実に申し込みができますよ!
オーナーハンドリングコンペティションは講習会ではないので違います。
教えてはくれず、ハンドリング技術を競うアクティビティです。
こちらもハンドリングに慣れてきたら参加すると良いかもしれませんね!
プロハンドラーさんから教わったら、動画を撮影するなどして、そこに近づけて行きましょう。
またわからなくなったら講習会に参加するなどして、常にブラッシュアップ!
ハンドリングがうまくいかなくてもショーに出てしまうのももちろんOK!
ルールがよく分かってなくてもなんとかなりそうです。
目的は入賞よりも犬と楽しむこと。
楽しめないと思ったら無理にやらなくても大丈夫ですよ!
それよりも犬と一緒に走れた1分を思い出にしてくださいね!
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チャンピオン犬になるには
犬種によりそれぞれ定められている犬種標準があります。その標準により近い犬が入賞し、
入賞の条件をクリアするとチャンピオン犬となることができます。
チャンピオン犬は、入賞経験が4回以上ある犬。ということになります。
ショーには3種類の規模があります。
大規模:インター展(MCC&CACIB)
中規模:連合会展(MCC)
小規模:クラブ展(CC)
入賞すると()内のカードを取得できます。
例えばJKC CH(ジャパンチャンピオン)は、CC3枚+MCC1枚がチャンピオン資格です。
小規模大会入賞3回以上+中大規模大会入賞1回以上でチャンピオンになることができます。
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Int CH(インターチャンピオン)はCACIBが4枚でチャンピオン資格です。
2022年4月、ルール改正がありました。厳密なチャンピオン資格はこちらでご確認を。
チャンピオン犬の凄さとは
犬の場合、必ずハンドラーがいるため、プロハンドラーと初心者ハンドラーでは、
どうしても見え方に差が出てきてしまいます。プロハンドラーが有利、
オーナーハンドラーが不利。と思われることもたくさんあります。
しかし犬が良ければオーナーハンドラーでも入賞することもありますし、
簡単な道ではありませんが、チャンピオンになることも夢ではありませんよ!
チャンピオンとは、入賞を4回以上しているわけですが、
カードは上位3匹〜4匹までもらうことができるため、狭き門ではないこともあります。
2022年4月のルール改定により、エクセレント評価ならばカードをもらうことが
できるようになりました。以前よりチャンピオンになりやすくなりました!
タイトルを参考に犬を見極めるには
タイトルをどれだけ参考にして犬の骨格の良さなどを知るかは、
チャンピオンかどうかよりも、どこまで評価されたかの方が参考になります。
BIS(ベストインショー):ショーの中での1位
BIG(ベストイングループ):犬種グループの中での1位
BOB(ベストオブブリード):犬種の中での1位
BISを何回も取っている犬はそれだけ評価が高いという指標になります。
しかしそれぞれのジャッジが何を基準にその犬を選んだかはわかりません。
しっかり自分の目で確かめてくださいね!
おわりに
いかがでしたか?
ドッグショーは独特の雰囲気で楽しい感じというよりはピリピリしている雰囲気に
感じる人もいるかもしれません。
しかし犬同士の事故もほとんどないですし、犬を連れて見学することもできますし、
とても勉強になります。
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興味がなくても色々なお店も出店されているので、インター展など
一度見に行ってみると楽しいと思いますのでぜひチェックしてみてくださいね!
最後までお読みくださりありがとうございました!