見てわかるほど老犬や病気の犬になってくると、何も知らない人から
「かわいそうに」
と言われてしまうことがあります。
純粋にその姿がかわいそう。と思ったから発せられたその言葉ですが、
本当に気をつけて使って欲しい・・・・。
確かに体は痩せほそり、目も白く、ヨタヨタで、若かりし頃のように
「かわいいワンちゃん」の風貌ではないかもしれません。
結論:老犬は愛おしくて、かわいい!
老犬を見て「かわいそう」と思う人はおそらく老犬と暮らしたことがないのではないかと思います。
言われてしまった人はそう思って気にしないでくださいね!
老犬ってどのぐらい?
老犬は犬種や大きさにもよりますが、大体10歳以上ぐらいで老犬ぽい風貌になっていきますが、
徐々に年老いていくので、誰もが見て老犬と思うような年齢は12歳〜15歳以上ぐらいでしょうか?
老犬になれないワンちゃんもいます。
介護をして、穏やかに息を引き取るようなお別れをすると思っていたのに、
突然の病気で、昨日まで元気だったのに老犬になれずに亡くなってしまうワンちゃんもいます。
老犬になれたというだけでも特別です。
老犬=毎日幸せ
老犬は歳を重ねた分、飼い主さんと一緒にいる時間が長いです。
飼い主さんといられることが幸せ以外の何物でもありません。
生きているだけでかわいそうなんてことはなく、かわいそうどころか、幸せを毎日重ねていますよ。
刺激が必要
特に1頭飼いの場合、老犬になると寝てるばかりになり、おうちでの暮らしに刺激がなくなっていきます。
寝ているところを起こすのも申し訳ない気もしますが、お外に連れ出したり、
ノーズワークを取り入れたり、とにかく頭を使わせて自分で動くことが必要です。
寝ているばかりでは筋力も落ちますし、まだ歩けるうちに大地を感じさせてあげてくださいね!
寝たきりになったら
「老衰=死亡」というよりも、
電気がポツポツ消えていくように体のあちこちが老衰により機能しなくなり、
最終的に心臓が止まるなどで死亡していきます。
足の老衰から始まるコ、内臓の老衰から始まるコなどなどそれぞれです。
足の老衰が先だと、寝たきりになることが先です。
寝たきりになってもカートに乗せるなどしてお散歩も楽しめますよ!
車椅子の検討
足腰が弱くなったなと思ったら車椅子の検討もオススメします。
獣医師によっては車椅子反対の先生もいますので、動物病院に相談するよりも
車椅子ユーザーに相談してみるとより良いと思います。
その日は突然やってきますが、寝たきりになる前がオススメです!
車椅子やカートは、飼い主さんからワンちゃんへの最後のプレゼントかもしれません。
ワンちゃんは絶対に嬉しいし、歩けなくても外の匂いを嗅げたり、
一緒に歩く飼い主さんの姿を見れることが、この上ない幸せなのではないでしょうか?
かわいそうって思いますか?
ここまでお読みくださりありがとうございます。
車椅子やカートに乗ると、言われやすくなる、
「かわいそうね」
は口に出して飼い主さんに聞こえるように言えますか?
ワンちゃんは気にしなくても、飼い主さんは気にしてしまいます。
気にしている飼い主さんをワンちゃんがみて、心配してしまいますよ。
こんな言葉をかけてあげて!
いかがでしたか?残された幸せな時間が限られている老犬には、よかったね。
がんばってるねと前向きな言葉をかけてもらえたら、飼い主さんも更に気持ちの良いお散歩ができますよ!
老犬になったら最後は穏やかに、息を引き取ってくれることが本当にありがたいお別れの仕方です。
長くいた分お別れはとてもさみしく辛いですが、一緒にいられるうちにたくさん感じておきましょう!
残された時間を大切に、素敵な時間をお過ごしください!
お空に行ってもずっと見守ってくれますよ!
最後までお読みくださりありがとうございました!